15.2007 佐賀バルーンフェスタ
2007/11/03
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今年も佐賀バルーンフェスタの季節が来た。佐賀県では唐津くんちと並ぶ大イベントだけに、会場である嘉瀬川の河川敷周辺の道路は大混雑する。だから以前はずっと行くのをためらっていたのだが、去年自転車で渋滞を回避して初めて観戦することができた。 それに味をしめて今年も会場から離れた場所に車を停めて、自転車で行くことにした。 1日にほぼ2回ある競技のうち去年は午後の部を見たのだが、今年は午前の部を見ようと思った。しかし午前の部の開始は朝7時。少なくとも自宅を5時頃には出ないと間に合わない。目覚まし時計をセットして、気合いを入れて寝ようと意気込んだら、気合いが入りすぎて全然眠れない。とうとう3時に寝るのを諦めて、現地に行くことにした。 佐賀市に着いたのは朝4時半。少しだけ仮眠した後、予定通り自転車で会場まで行くことにした。日の出前の河川敷はものすごく寒い。グローブを忘れたので、ハンドルを握る手が冷たいのなんの。 会場到着とほぼ同時に、日が昇り始めた。風があまりないので競技開始が心配だったが(無風でも強風でも中止の恐れがある)、放送で競技が行われることが告げられて安心した。 |
| 会場中央の広場に集められた気球が次々と膨らんでゆく。朝日の中、音もなく離陸した気球は、観客へのサービスで頭上ギリギリをかすめて飛んでゆく。本当にゴンドラに手が届きそうで、気球が接近するたびに歓声があがった。 |
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青いカーペットに転がるカラフルなビー玉のように、秋晴れの空に気球が舞ってゆく。同じエリアからの離陸のおかげで、より多くの気球が舞う姿を写真のフレームに収めることができた。 |
| さて続いて私の中で気球競技同様に秋の風物詩である、干潟の紅葉と言われるシチメンソウ群落を今年も見に行くことにする。 そのついでに私の好きな産業遺産建造物を見に寄り道をしてみた。まずは多布施町にある古いこちらの建物。コニコニ・・・ じゃない。「ニコニコ美髪館」と読む。こんなレトロな散髪屋は他にあるのかな。 二階部分の両脇にある柱のような装飾は、設計者のこだわりなのか何か意味があるのか不明だが、昭和のモダン建築っぽさが溢れている。 |
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先ほどのニコニコ美髪館のすぐ近くで、藁葺屋根の家を偶然にも見つけた。何でこんな町中に? 看板に営業日らしきものが書かれていたのでお店のようだが、何屋さんかよくわからない。いずれにせよ古い建築物を探していたので、実にタイムリーな発見であった。 |
| シチメンソウ群落がある東与賀海岸の近くに、明治時代の干拓工事で建設された石積みの堤防がある。大搦堤防(おおがらみていぼう)と授産社搦堤防(じゅさんしゃがらみていぼう)という。後に干拓地の拡張により堤防は陸地に取り残されたが、しっかりとした石積みは今でも変わることなくこうして残されている。歴史的価値のある建造物だが、見た目が地味なので気付く人は少ないだろうな。 |
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シチメンソウ群生地に着いたが、まだ全体的に緑色の部分が多かった。今年の気温が高かったせいだろうか。とりあえず赤く色付いた部分だけアップで写真を撮る。 |
| 目の前には広大な有明海の干潟が広がっていた。泥の上をムツゴロウがエサの藻類をハムハムと食べながら移動している。それを写真に撮っていたら、男性が話しかけてきた。聞くとその方も早朝にバルーンフェスタ会場にいたらしい。気球の写真についていろいろ話しをしていたら、その人がこう言った。 「良いアングルで気球の写真を撮ろうと思いましてね。草むらに入っていったらずぶずぶと埋まってしまいました。ハハハ」 ハハハってどうしたんだろうとその人の足元を見ると、うわっ!本当にヒザまで泥まみれ。品の良い風貌とのギャップに噴出しそうになるのを必死にこらえる(ぷぷぷ・・・)。 とんだ災難(自業自得か)だったようだけど、せめて良い写真が撮れていることをお祈りいたします。 |
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