17.メイプル耶馬サイクリングロード
2008/05/01
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前回、芥屋を走った職場の後輩たちとのサイクリング第二弾。今回のコースは大分県中津市のメイプル耶馬サイクリングロード。奇しくも2年前の5月1日にも走った、とてものどかで気持ち良い道なのだ。 このサイクリングロードは、1971年まで四季折々に豊かな耶馬渓の自然の中を走っていた「耶馬渓鉄道」の線路跡の再利用として造られた。橋脚などはそのままなので、貴重な歴史遺産の上を走っていることになる。 橋を渡った先にある展望スペースに、当時の鉄道が橋を渡る姿を写真で見ることができた。 |
| 小さなトンネルが次々と現れる。冷んやりとした空気に包まれた空間と、森の香り漂う明るい空間を交互に味わいながら山裾を縫うように走ってゆく。 |
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このように随所に耶馬渓鉄道の痕跡である駅名の看板が今でも立っている。自転車をとめて休憩をしていた時に、ちょうど歩いてきたお散歩中の地元のおばあちゃんと立ち話しをさせてもらった。「ここは自然が豊かで静かなとても住みよい土地だけど、子供たちはみんな都会に出てしまって。あなたたちみたいな人達と話していると子供みたいに思っちゃうよ」という言葉がぽろっと出た。おばあちゃんの本音だろうな。私は普段は都会で暮らしつつ自然を求めて休日に出かけているが、こうした人の暮らしの2極化を痛く感じることが時々ある。都心部に人が集中すれば、地方の自然は手つかずに残される可能性が高くなる。その一方で寂しい思いをする人もいるわけだ。 このサイクリングの帰りがけにもばったりおばあちゃんとすれ違った。ニコニコしながらいっぱい手を振ってくれた。またいつかこの道に帰ってきたくなった。 |
| 耶馬渓サイクリングターミナルを過ぎてしばらく行くと、国道212号線を押しボタン信号で渡る場所がある。信号の手前に迂廻路とか書いてあった気がしたが、そのまま信号を渡ってゆくとやはり完全に道は通行止めになっていた。迂廻路といっても大して遠回りではないので、看板の指示に従う必要がある。通行止めがいつまで続くかわからないのでこの情報の有効期間は不明だが。 |
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コア山国でUターンして、道の駅で食事をとる。今日は天気がすかっと晴れないので、サイクリングロードを走る人はとても少ない。ほぼ貸し切りの道を時々それぞれの自転車を交換しながら元来たのどかな道をひた走る。 |
| 耶馬渓はユニークな景観を形成している、切り立つ岩が特徴的な土地だ。サイクリングロードの途中にも、岩と岩の間を道が貫いている場所があり、ダイナミックな自然の迫力を間近で感じることができる。 |
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スタート兼ゴール地点の青の洞門まで戻ってきた。耶馬渓橋(別名オランダ橋)に立ち寄り、近くのパン屋で買ったおやつのパンを頬張る。天気予報ではいつ雨が降っても不思議ではない降水確率であったが、幸いにも降られずにすんだ。 |
| 青の洞門の駐車場から本耶馬渓方面へ続く遊歩道らしきものを後輩のどちらかが見つけた。早速行ってみることになったが、急な階段(というか岩を階段状に配置しただけ)を上ってゆくうちに汗がふきだした。若さに物を言わせてI君が駆け上がってゆく。そしてやや見晴らしの良い場所まで来たところで戻ることにする。下りは苔むした岩の上で滑って転げ落ちそうな恐怖で冷たい汗が首筋を伝った。 |
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さて最後のしめはなんといっても温泉である。休憩の時に”道の駅山国”の横に「かっぱの湯」なるものを見つけていたので、やはりネタ的にそこへ行かねばならない。が、改修中で3日からオープンと書かれていた。それならばのぼり旗を仰々しく立てないでほしい。 他へ行こうと駐車場を出ようとしたら、向い側に別の温泉を示す看板を見つけた。矢印の方角へ車を走らせる。山の谷間の道を延々と走るが、全然辿り着かない。しかしあきらめかけると看板が立ててあるのが見つかり、道が間違いではないとわかる。やっと辿り着いたそこは、家族風呂を少し大きくした程度の、こじんまりとした手作り感ばりばりあふれる温泉だった。客は我々だけ。源泉かけ流しの柔らかいお湯は、体の疲れをみるみる解きほぐしてくれた。温泉の名前は忘れてしまった。 |