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ヒナモロコの春


2004年2月15日



春の足音が聞こえてきたぞ

秋の放流に向けて、飼育初めです
福岡に春一番が吹きました。待ち遠しかった春の到来です。
さて、本日は毎年恒例、ヒナモロコ里親会の相互交換に行ってまいりました。会員各自が大事に育ててきたヒナモロコを持ち寄って交換し合う事で、血縁を循環させて、より元気な子供を育てるためです。毎年この時期が来ると春だなぁと感じます。



自然児は元気が違うなー

たった一掬いで・・・驚き!
相互交換とミーティングに続いて、自然の中で冬を越えたヒナモロコを採集に行きました。野生で鍛われたパワフルな魚を各自数匹ずつ持ち帰るためです。
現地に到着し、暗がりを網で一掬いすると、百匹近く入ってしまいました。貴重な魚ゆえ、現地の場所についての情報は一切公開できません。



元気に育っておくんなまし

我が家の水槽に落ち着いたヒナモロコ
ヒナモロコという魚は、日本では北部九州の各地に広く生息していました。しかし環境悪化で急激に生息数が減少し、絶滅に瀕しました。現在では各種機関や里親会の努力により、かろうじて生息数の維持は出来たものの、自然界において繁殖している地域は極めて小さく、種の存続は依然として危機的状況にあるといえます。
左の写真のように見た目にはどうってことのない普通の魚です。実際10数年前には、たくさん生息していて、決して珍しい魚ではなかったそうです。人々の心の中から自然への関心が薄れると、こういう普通に見られた生き物たちは、誰に知られるともなくふっと消えてしまうかもしれませんね。