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寒い日の動物園


2004年3月7日



寒いけど出かけたいのだ

象見たの何年ぶりだろうか
もう3月なのに、窓の外には雪が舞っています。ここ最近は暖かい日もあったりするので、「やっと春が来たんだな〜」なんて気持ちも緩みます。そんな頃合を見計らったかのように、激烈な寒さが切り込んでくるもんだからたまらない。しかもせっかくの休日にやって来ては、さすがの私も家に閉じこもらざるを得ない・・・と我慢できたのは土曜日だけ。ここ最近はいろいろ忙しくてね、どこかにパーっと出かけたいのですよ。とにかく外に出たい一心で、小雪舞う中チャリンコで爆走するのでありました。

今回目的地はすでに決まっています。福岡市動物園に最近出来たツシマヤマネコのコーナーを見に行くことにしたのです。今まで一般公開されてなかった極めて希少な生き物だけに、これはぜひとも見る価値はあります! ってわざわざチャリで行かんでも・・・



チャリは体の一部です

正面から見たらおもろい顔でした
寒さを吹き飛ばすかのようにチャリと一心同体となり、福岡市動物園までの坂を立ちこぎでガンガン登ります。到着した頃は体もホカホカに・・・どころか暑い暑い。ちょっと張り切りすぎたかも。というよりいつの間にか雪も風もすっかりおさまり、晴れ間が出てきました。
入場門より動物園へ足を踏み入れてふと思ったのですが、私は好んで動物園に来たのは初めてです。水族館は年に何回も行くのに、どうも毛が生えてる飼育動物にこれといって興味がないのです。そういうことで他の動物には目もくれず、目的のツシマヤマネコの所まで一直線に向かいました。それにしても寒さのせいで人が少ないですね。当たり前か。



初めて見たツシマヤマネコ

ちょっとだけ目を明けました
ツシマヤマネコのコーナーの前にはガードマンが数人立っており、厳重に警護されております。さすがVIPは違います。いずれは対馬(ツシマ)の山に返すために繁殖・飼育させているそうです。野生を失わせないために、マナーの悪い客と不用意に接触しないように監視してるのでしょうか。そうまでして観覧させなくても良いのでは?と思いますが、環境に対する市民の啓蒙を図る任務が課せられているとのことです。ま、がんばって下さい。

ところで当のヤマネコは奥の小屋の中でお休み中でした。確か夕暮れから夜に活動するので、まぁ無理もないでしょう。かろうじて寝顔が見えるので、なんとか初対面の念願は叶いました。



動物園 おもろー

ベンガルヤマネコ・・・ツシマヤマネコと見分け
がつかん
さて、せっかく動物園に来たのだから、暇つぶしにちょいと他の動物達も見てみましょうか。
寒さに強いと言えばシロクマ。だけどよく見ると緑色の模様が。どうやらコケが生えてるらしい。今日からミドリグマと名前を変えなさい。
オタリアのプールを覗くと、餌のおこぼれを狙うコサギやゴイサギなどの水辺の野鳥が何羽もじっと取り囲んでいます。意外なところで野鳥を間近から観察出来ました。これをオタリア効果と呼ぼう。
すぐ近くにはレッサーパンダのコーナーがありました。一匹がちょうど散歩中です。目が合うと、向こうもじっとこちらを見つめ返します。可愛いのぉ。しばし時を忘れて見つめ合う二人でした。

うーむ、今まで動物園なんってと偏見で寄り付きもしませんでしたが、いやぁ実に面白いもんですねー。人がいないから、各コーナーを独占するようにのんびり見れたせいかもしれませんが、それぞれの動物ごとにいろんな表情を見れて楽しかったです。動物園には人が少ない天候が今一つの時に行きましょう。

ぬいぐるみとちゃうの? ミドリグマ発見!



植物園の主

海老の尻尾そっくりのコエビソウだって
福岡市動物園は同一敷地内に植物園もあります。植物がこれまたあまり興味のない私ですが、のんびりとお散歩がてらに行ってみることにしますか。入場すると、中は温室状態でぽかぽかと暖かくて気持ちいい。丁度今は蘭展が開催中ということで、世界中のいろんな蘭の花が鑑賞できました。
この植物園、ずっと奥の方にコイがいる池があるのです。実は植物よりもこれを見に来たといっても過言ではないのですが、10数年ぶりに訪れた池には以前と変らぬ顔つきの
人面魚がおりました。懐かしいねぇ、と人面魚との再会にしみじみしていると、ふとある事を思い出しました。当時、私が付き合ってた彼女を初めてデートに誘ったのがこの場所でした。あの頃の思い出が走馬灯の様に脳裏に浮かびます。ちなみにその時私がデートへと導いた殺し文句。「オレと一緒に人面魚見に行かない?」


人面魚は実在した