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西表島 探検記 その2


2004年3月27日



早朝観察会

いつしかすっかり明るくなりました
6時きっかりに宿の玄関前に皆集合。それでは宿の裏の浜辺散策の開始です。まだ薄暗い浜辺をライトを照らしながら歩くと様々な漂着物が見つかりました。巨大なコウイカの甲羅、インド(?)の飲料パック、・・・きりがない。珍しい漂着物の数々を集めて眺めるだけで、南の島に来たんだなぁという実感が込み上げて来ます。



川の探検

ジャングル奥地から流れ出る清流
9時すぎに出発した我々の最初に向かった先は、とある小さな川の河口。深い山を源とし、人工物との接触のないまま海へと注ぐ川の透明度は抜群です。ズボンをまくってジャブジャブ入ると、冷たさがなんとも心地よい。川底を覗くと幾つもの穴が見られます。これはポットホールと呼ばれるものです。川底の岩盤のくぼみに入った小石が水流によって岩を削り、長い時を経て徐々に穴が大きくなってゆくのです。こうした穴の中は水流が比較的に弱いため、生き物が身を隠す場所に利用する場合があります。


ナンヨウボウズハゼの子供 フネアマガイ(ヘルメットみたい)
トックリバチの巣 イシガケチョウ(羽を広げて水を飲む)



風の向くまま気の向くまま

満潮のマングローブ林
川に沿って歩いてゆくと海に出ました。ここは河口まで傾斜があるので、海水と淡水が交じり合う汽水域がほとんどない独特の川です。河口横の浜にはマングローブの林が広がっています。その浜に小さな青い物体がたくさん漂着していました。薄く透明なヒレのような物を持つこの物体は、カツオノカンムリというクラゲの一種です。水に浮かんで透明なヒレをヨットの様に立て、風任せに漂う不思議なやつらです。

カツオノカンムリ(撮 : 隊長)


小さな不思議な甲虫たち

じっと目をこらすと小さな生き物が見えてくる
(撮 : 隊長) 
川遊びを切り上げて、さらに車を大原方面に走らせます。途中水田の横の小川にちょっと寄り道。
水田に注ぐ水路は全て人が掘下げて作ったものです。川と田んぼを生き物も自由に行き交う事が出来るので、内地ではほとんど見ることが出来ない自然との見事な調和がここにはあります。と、言うのは簡単なことです。以前テレビで見たことがありますが、その維持管理のは大変なものでしょう。効率を優先しない伝統的な農法へのこだわりの中に、農家の皆さんの自然への想いが感じられます。そしてそのおかげで生物の多様性が保たれているのです。農業に従事する皆さんの労へ心から感謝。
そんな小川にて綺麗で変った甲虫類を観察しました。


ヒメナガメ ホソハリカメムシ
人の顔みたいなテントウムシ(名前不明) タマケシゲンゴロウ(たぶん)