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まったりした門司の一日


2005年02月19日



門司スナメリ観察今年2回目

始めはみんな真剣に探してました
今年二度目のスナメリ観察。前回よりも風は強くないが冬は冬である。じっとしてるとやはり寒い。それに加えて、いつ現れるやもしれんスナメリをじっと辛抱強く待つのも辛い。待てば必ず現れるってもんじゃないし、かといって目をそらしたすきに目線の反対方向にポコッと突然に現れるかもしれない。スナメリは大型のクジラと違い、長時間水面に姿を現すことは少ないのだ。穏やかで冷静な気持ちを維持しないと、長い時間の観察は大変だ。これはスナメリとの闘いではない。「おのれ」との闘いなのだ。と自分に言い聞かせた。観察開始から5分経過したころであった。落ち着きってものを持ち合わせていない自分につくづくあきれる。



牡蠣も今年2回目

熱いやつをこの汁と一緒にズルッといくのがたまらん
今回もスナメリは姿を現さなかった。もっとも1時間程度では発見率も少ないだろう。しかしまぁよい。気持ちを切り替えて隊長が立てた本日の行動プラン通りに、次の場所へ行くことにする。
といっても次の場所は観察地点の目と鼻の先。漁港のそばにある牡蠣の店で焼き牡蠣を食うのだ。そういや牡蠣は二週連続だ。ちなみに以前食あたりで七転八倒してから、私は牡蠣が食べられなくなった時期があった。焼き牡蠣も抵抗があったのだが、元来大好物ゆえ恐る恐る食べてみたら、味を体が覚えていて好物として食べられるようになった。生牡蠣だけは今でも受け付けない。
この店は自前の養殖牡蠣棚を保有しているので、早朝水揚げした飛び切り新鮮な牡蠣をすぐに食べられるのだ。身が大きいクリーミーな牡蠣にレモン汁をかけて、フーフーいいながら味わう。参加者全員が大絶賛した、極上の味であった。



カボチャドキヤ国立美術館

喫茶ルームもありますので、ぜひ行ってみて下さい
続いては、門司港駅から20分ほど車で移動した場所にある「カボチャドキア国立美術館」を訪問した。前にTVで紹介されていたのをみたことがあったが、直に作品をみるのは初めてである。私は絵など芸術というものに対してあまり思い入れがないので、こういう場所に自ら足を運んだことはない。しかし正月に隊長に薦められて鑑賞した藤城清治氏の影絵に続き、今回も展示された作品の数々に圧倒されてしまった。どうも私は 1)手が込んでいて 2)暖かい雰囲気があって 3)テーマがわかりやすい こういう作品に弱いみたいだ。スナメリ観察で落ち着きなさが露呈した私だが、関心の薄いと思っていた絵画を目の前にして、安らいだ気持ちの中にある自分に気付いた。 自分の中にあるスイッチをうまくコントロールすれば、常にこういう気持ちの安定を保てそうな気がするが、私にとっては相当な修行が必要だろう。

カボチャドキヤ国立美術館
http://www.qbiz.ne.jp/retro/kabocha.html




海峡を望む温泉

海峡ゆめタワーを中心に天空の光が舞い降りる
隊長プロデュースによる一日も、いよいよ最後のイベントを残すのみとなった。関門橋のすぐ下の海峡に面した「めかり会館」にて温泉につかり、ゆっくりじんわりと温まる。ほてった体にとどめとばかりに、野菜てんこ盛りのチャンポンを食らう。(チャンポン大好物)

めかり会館の建物は結構年季が入っているが、それを「どこか懐かしいたたずまい」とすんなりとポジティブに受け入れられるのは、レトロな街並が売りの門司のイメージの影響だろうか。窓越しに関門海峡の向こう岸に広がる下関の街を眺めていると、雲の切れ間から眩い光がカーテンのように降りてきた。