
上から見下ろすと青空を映した棚田がずっと続いていた |
平地の少ない土地において、何とか米を作れないだろうか。山あいに住む農家の人たちの創意工夫・知恵と努力の結晶は、芸術の域にも達するであろう「棚田」という農法を完成させた。見た目の美しさもさることながら、傾斜地に大きさや形の異なる田んぼに均等に水を循環させる技術はすごい。湛えた水の重量も結構なものと思われる。それを支える石垣にも土木建築の技が練りこまれているのだろう。
しかし日本中で棚田もどんどん減りつつあるという。それはそうだろう。何しろ田植え機などの機械の導入ができないので、効率が悪くとも人手に頼らざるを得ない。そうした背景の中で、文化遺産的な価値のある棚田の利用手段の一つとして、今回の火祭りというイベントはとても面白い試みだと思う。
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