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アマモの草原をゆく


2005年06月18日


砂浜からエントリーするとアマモの草原が
久しぶりに我が家から西へ1時間ほどの海に行ってみた。波も風も全然ない。そして誰もいない静かな海岸を私一人で独占だ。シュノーケリング装備を着けて、そろりと砂浜からエントリーする。波打ち際から5メートルぐらいの所で、それまでの白い砂地の海底が消えた。現れたのはアマモ(海草の一種)の群生であった。ひょろ長いしなやかな葉からは、光合成で生じる酸素が、小さな気泡としてとめどなく出ているのが随所で見られた。

アマモの上を泳ぐのは、すごく気持ちがよい。どんな感じかというと、青々とした草原の上を、自分が鳥や風になって滑空している気分になれるのだ。少し潜行してアマモの草原の中に突入すると、葉っぱは触れた感触がないほどとても柔らかい。そして水面からでは見えなかったが、ここを隠れ家にしている魚達がたくさん確認できた。




アマモの根元の辺りに白い塊を見つけた。それはコウイカの卵だった。生まれた子供達は、外敵に見つかりにくいアマモの林に守られて成長する。
ちなみにぴちょんくんにそっくりだったりする。




沖に向かって泳いでゆくと、アマモの林がふっと途絶えた。水深も深くなり、景色がごろっと変わる。ゴツゴツとした岩の隙間には、カサゴやメジナなどの大きな魚が隠れていて、近づくと素早く逃げ去ってゆく。

今年最初の海としては、なかなか良い感じであった。これからは水温がぐんぐん上昇してゆき、見られる生き物も増えていく。いよいよ夏本番目前だ。

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