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久しぶりに我が家から西へ1時間ほどの海に行ってみた。波も風も全然ない。そして誰もいない静かな海岸を私一人で独占だ。シュノーケリング装備を着けて、そろりと砂浜からエントリーする。波打ち際から5メートルぐらいの所で、それまでの白い砂地の海底が消えた。現れたのはアマモ(海草の一種)の群生であった。ひょろ長いしなやかな葉からは、光合成で生じる酸素が、小さな気泡としてとめどなく出ているのが随所で見られた。
アマモの上を泳ぐのは、すごく気持ちがよい。どんな感じかというと、青々とした草原の上を、自分が鳥や風になって滑空している気分になれるのだ。少し潜行してアマモの草原の中に突入すると、葉っぱは触れた感触がないほどとても柔らかい。そして水面からでは見えなかったが、ここを隠れ家にしている魚達がたくさん確認できた。 |
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