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カラ梅雨福岡の水辺散策


2005年06月26日


もう何週間もまともに雨が降らない・・・・と思っていたら
川が大好きなKさんとメールしていて、どこか川に遊びに行こうということになった。そこで友人のMさんに、いい川知らない?とメールを打ったら早速返事が来た。子供の時から泳ぐと言えば海よりも川というMさんお奨めの川は、まだ私がトライしたことがない場所だった。

給水制限が心配されるカラ梅雨の福岡地方だが、急激に北上した梅雨前線の影響で、待ち合わせ場所に向かう途中から土砂降りとなった。これは泳げないかも。その時は宴会か?それもありかなと思っていると、皆が顔を揃えた時には見事に雨は上がっていた。水不足解消のためにもっと降って欲しいような、晴れて嬉しいような複雑な気持ちである。
兎も角、まずはMさんの車に乗り込んで、山の上にあるという大きな溜め池に向かった。




濃い緑色の水を想像していたが、それは全然違っていた。静寂の中、澄んだ水をたたえたその風情。まるで高原の湖のようだ。一先ず周囲を軽く散歩することに。道端の小さな水溜りを覗いてみると、イモリやマツモムシ、そしてトノサマガエルを発見。網で捕獲に成功したものの、着地点に失敗し足首まで泥に埋まる。マリンブーツに履き替えておくべきだった。


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去年は梅雨の時期に台風が次々に上陸していたというのに、今年は全く雨が降らない。県内のダムは軒並み貯水量が下降の一途をたどっている。
蒸し暑さにそろそろどこか川に入りたいが、ついでに近くのダムに行ってみる。ここも例外ではなく、ひび割れた水底の向こうにわずかに水を残すのみであった。今朝の雨に恵みをもたらす効果はなかったようだ。水底を散策すると、石垣らしきものや、食器の破片、明らかに古いデザインのビール瓶などが見つかった。どうやらダム建設により、水没した住居跡のようだ。忘れ去られた幻の村の姿を見ることができたのは、皮肉にも渇水のおかげであった。




ダムから流れ出る川に沿って下ってゆくと、何人か川遊びをしているのが見えた。車を停めて我々も川に入ってみた。朝の雨のお陰で若干水が濁り気味だが、足元を泳ぐ魚影の濃さから水質の綺麗さがわかる。
沈んだ丸太を見つけたので、網をかまえてゴロンと動かしてみたら、何かが網の中に入った。ドジョウかなと思ったら、おっとー ギギであった。珍しくなってしまった淡水魚の一つである。

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(撮影 : Kさん)

Mさんに案内していただいた水辺は、どこか懐かしさを感じさせる田舎の風景に溶け込んだ、心が落ち着く場所であった。一日を通してすっかり骨抜きになったところで、近くの温泉でゆっくりくつろぐ。最後のしめは、やっぱりこれに限る。

まだ行ってない場所もあるようなので、次回がまた楽しみだ。