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夏空と天草の海


2005年07月15日・16日


平日の水辺は人が少なくていいです

15日の金曜日に休みをとったので、木曜日の夜から天草に行くことにした。夜通しかけて運転するのは楽ではないが、朝っぱらから遊ぶことを考えると嬉しくて苦にならないものだ。時間はたっぷり余裕があるので、仮眠をはさみながらのんびり走る。
途中の峠道で突然ヘッドライトの先が数メートルしか見えなくなった。ものすごく濃い霧である。とても運転できたものではなくなったので、車を停めて本格的に睡眠モードへ入る。小雨も降り出した。金曜日は晴れるんじゃなかったのか?

あまりの暑さに目が覚める。深夜の濃霧はどこへやら。朝っぱらからきつい日差しがフロントガラスより差し込む。一気にテンションが上がり、そのまま海岸へと向かう。
白い砂浜が海の中までもずっと続いている。近くに魚が集まっていそうな岩場もあるが、しばし白砂の海中をイルカになったつもりで右へ左へ上へ下へと泳ぎまくる




たっぷりと泳いだのだが、時間はまだ11時前なので場所を変えることにする。
次の場所は独特の形の岩場に囲まれた、小さな入り江だ。波打ち際から少し先より、ぐっと水深が深くなっている。魚の数は先ほどの砂浜とは比較にならないほど多い。間近で観察するためにひたすら潜りまくる。

生き物の画像1はこちらをクリック






今回一番の目当てはキンチャクダイ。福岡ではまずお目にかかれないが、ここ天草ではごく普通に見られるのだ。岩の隙間を出たり入ったりする姿を見つたら、ゆっくり近づく。複数匹で活動している時は、あまり警戒しないように思える。こちとらダイビングではないので、何度も息継ぎに浮上しなくてはならない。しかし一度気に入った場所は離れないのか、こちらを気にせず岩肌を突付いているので、写真は撮りやすかった。

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翌日は帰り道の途中にある海岸に立ち寄る。以前にも来た事がある場所だ。とても穏やかな海だが、昨日までと比べて魚が少ない。これといって面白い生き物も見つけられないまま上がろうかとしたら、背後に物凄く巨大な物の気配がした。あせって振り返ると、そこには何百匹という魚の群れが塊となって現れた。一瞬魚の群れと理解できず、クジラか何かかと思って心臓が止まりそうになった。

昨年公開されたディープブルーという映画をご存知だろうか。塊となった魚の群れにサメやらカジキやらクジラなどが一斉に襲い掛かるシーンがあるのだが、あれを思い出して、私も塊に突入してみた。左の写真がその時撮ったものだが、あせってピントを合わせる余裕がなかった。見事に魚は私に触れることなく回避し、一瞬だけ魚の塊に包まれた状態になった。後でこの塊の向こうからでかい口を開けたクジラやサメが登場したらどうしようと思うと、ちょっと怖くなったので退散。




海から上がったらすぐ近くの温泉に直行。程よい疲労と塩分を落とすには、広い風呂が一番だ。まだ午前中だが、休日は道路がめちゃくちゃ混む場所なので、早めに帰還することにする。案の定天草五橋のあたりで、反対車線は渋滞し始めていた。
夏本番を迎え、幸先良いスタートとなった。すぐに秋は来てしまうので、ギラギラしたこの季節を思い残すことなく楽しみたいものだ。