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山陰 水辺の旅 その1


2005年08月12日


久しぶりに隊長親子と行く水辺の旅

ワサビソフトって普通こんな味ですか?
お盆休みに入った初日、隊長親子と山陰方面へと足を延ばした。目的地は2年ぶりに行く、島根県の高津川だ。
現地へ向かう道すがら、昼飯を食べるために津和野へと立ち寄った。小京都と呼ばれる風情を残した街ということで有名だが、今回はそっち方面は一切観光しない。昼飯食ったらすぐに出発するつもりだったが、食事中に外から「ポーーーッ」という汽笛の音がする。SLが丁度やって来たのだ。今慌てて全員で飛び出していったら食い逃げと思われるので、残念ながら見送り。写真撮りたかった。
食事を終えてちょっとうろうろしてたら、近くの店でワサビソフトクリームなるものを発見。甘いものは好きではないが、興味本位で買ってみた。見た目にほんのり緑色をしているが、こういうのって大体食べると、なんとなくワサビっぽさを感じる程度の味だと思っていた。食べると甘さの後からピリッとしたワサビらしい味がする。しかし一口食べるたびに、明らかな辛さが喉に来る。半分ぐらいの所でギブアップしたくなったが、子供達が見てるので残りを一気に平らげた。鼻にツーンとくるほどではないが、口内の手前と奥で全く違う味わいが、食べ終わるまで分裂し続けていた。私としては(隊長も)今ひとつ口に合わなかったが、一般的にはどうなのだろうか。旅先で見つけたら試しにご賞味あれ。




車に乗ろうとする時に、レンタサイクルの看板の上にある四角いイラスト看板が目に入った。全体的に手足とか自転車のバランスが微妙におかしい気がしますが、何かこう言いようのない味わいがあります。疾走感は感じられませんが、女の子はとても楽しそうです。それはもう思わずルンルンと歌だって口ずさんでしまいます。
突っ込みどころがありそうな・なさそうな、脱力系看板が結構好きです。




出発してこれから津和野を離れようかという所で、停車中のSLを発見! 急遽車を転回する。どうやら丁度ここが終点だったようだ。中華料理屋の廻るテーブルのように、SLをのせたまま線路がぐるっと回転してゆく。甥っ子が好きな機関車トーマスでこんなシーンがあったが、実際に見るのは初めてだ。というかSL自体もみたことなかったっけ。つい興奮してしまった。




大人よりも先に子供達はSLに飽きて、バッタを捕まえていた。隊長の娘さんのミキチュウが「黒いバッタがいるよ」と指差す先には、鉄のオモチャじゃないの?と思うような黒光りするバッタがいた。これまたすごいとSLそっちのけで写真を撮りまくる。ミキチュウ今度はピンク色のバッタを捕まえてきた。

次々に新種発見だ!!と大騒ぎしたいところだが、実はバッタの子供は環境によって色を変えるのである。外敵から身を守るための隠蔽色というわけだ。大人になれば自由に移動ができるので緑一色になってしまうが、行動範囲の狭い子供のうちは石炭の近くでは黒色に、ピンクの花の近くではピンク色に体色を変化させるのである。カメレオンのように目まぐるしく変化するわけではないので、極めて珍しい発見であることに違いはない。相変わらず隊長の子供達の観察眼の鋭さには舌を巻いてしまう。




妙に面白い津和野に別れを告げ、いよいよ本命の高津川にやってきた。久しぶりだが相変わらず谷に囲まれた美しい景色だ。わざわざ福岡から来ただけのことはある。燃えるような日差しから逃げるように、着替えた者から我先に川へ飛び込んだ。程よい冷たさが実に気持ちいい。カメラを水中撮影用のハウジングにセットしたし、ちょいと生き物探しといきますか。

つづく