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今週も冷たい福岡の海でした


2005年10月9日


もう今シーズンも終わりかな・・・寂しい

超ドアップのこれは何でしょう   (マダコの顔面でした)
ダイバーのKさんと「どこかシュノーケリングしに行かない?」という話しになり、前によく行ってた福岡の離島へ渡ることにした。前日に比べて天気は良さそうだが、波がちょっと高い。しかしいつものあの場所なら風向きからして大丈夫だろうとの予測を元に、船着場からテクテク歩いて行った。予想通り入江になっているそのポイントは大丈夫の様子。丁度同じ船でやって来たらしいご夫婦から、「海は冷たそうだけどひょっとしてこれから泳ぐの?」と聞かれ、「そうですよ」と答えたら結構驚いていた。我々を見くびってもらっては困るねい。ちゃんとウェットスーツ着てるのだから、全然平気なのだ。

海に浸かって最初はどうって事なかった。むしろ気持ちいいと感じた位だった。しかしだんだんとヒンヤリどころではなくなってくる。やっぱりちと寒い・・・




浅瀬の岩のてっぺんでひなたぼっこ(?)をしていたアイナメを発見。そのまま。そのまま。じっと動くなよ。とゆっくり近づくが、ビュッと逃げ出した。近くの岩の隙間に逃げ込んだので、カメラのレンズを突っ込み撮影。目玉が不思議な色をしている。




ゴロンと石をひっくり返すといろんな生き物が出てくるが、もともと暗い場所を好む生き物達なので、急に明るい場所に出されると皆一生懸命暗がりに逃げ出す。貝やヒトデなどは本人の懸命さはともかく動きが鈍いので写真を撮りやすいが、魚はそうはいかない。そんな中、ひょろ長いギンポの仲間は石をひっくり返した一瞬は動きが止まる。「一体何がおきたの?」と寝ぼけているのだろうか。そんな瞬間に撮れたムスジガジの写真。この直後に一目散に石の下に逃げていった。せっかくお休み中だったのに邪魔してすみませんでした。




生い茂る海藻の間から突然大きな魚がが現れてビックリ。40cmは軽く越える大きなアイゴだった。しかし動きが鈍い。近づくと一応逃げるが、あまり遠くまでは行かない。恐らくだいぶ高齢なのだろう。私が泳いでも余裕で追いつく。時たま立てる背鰭は、アイゴらしくとがって痛そうなので下手に触らないようにしつつも、前から横からあらゆる方向から撮影することができた。荒々しい磯のヌシも寄る年波には勝てず、こうして穏やかな場所で余生を過すということか。周りを3cm程の小さなアイゴの子供達が群れている。命の灯火は次の世代へと脈々と受け継がれてゆくものなんだね。ヌシよ、平和に余生をおくって下さい。




砂地でクサフグがお昼寝中。こんな感じであちらこちらで顔だけ出して寝ている。膨らんでない状態でもあまりスマートとは言い難い体つきだから、精一杯潜ってもこうして顔だけ出てしまうのだろうか。ニンマリした口元から察すると、これはこれで本人的にはかなり満足のようだ。



オオブンブクの殻を発見。いつも見つけるのは殻ばかりで、生きている時の姿を見たことがない。それにしても写真が少し曇ってきた。今日は乾燥剤を忘れてきたのだった。大丈夫かなと思っていたが、やはりだめだった。この後、超特大のメリベウミウシだの幾つか撮影した写真は全て真っ白け。

それはともかく寒くてもう我慢できない。海から上がるとピューピュー吹きすさぶ風が、またさらに寒さを増幅させる。予定より早めにきりあげて、温泉に直行した。二人して出た言葉は、「昔はこのくらいの寒さは、どうって事なかったのにね。」 今じゃ水辺遊びした後といったら、当然温泉だー!なんて普通に言ってるよな。ははは。その時脳裏に今日の老アイゴの姿がよぎる・・・明日は我が身・・・トホホ。って今年の水辺日誌はこれで終わりってか?そいつはどうかな。潜るかどうかは別として、まだまだ行きますよー!!