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ご近所のメダカ


2005年11月27日


友人のM澤君宅で宴会があるということで、夕方7時頃にお邪魔した。他の仲間は皆遅れてくるそうなので、二人で早速乾杯。いいピッチで飲むうちにメダカの話題になった。M澤君が「今年は子供といろいろな所にメダカを探しに行ったけど、全然いないっすねー」と言った。「そんなのすぐそこの川にうじゃうじゃいるよ。」という私の一言に対して「まじっすかー!?」 と、えらく驚いた様子。目が若干疑っている。

さて、その後も宴会はペースを落とすことなく盛り上がり続け、明け方も近い4時半位に終わった。あまり憶えてないが、フトン敷いてもらって寝てました。
そして朝8時半頃にM澤君の子供が起こしにきた。一瞬自分がどこにいるのかわからない。しばしボーっとしていたら、頭の中で歯車がゆっくり動き出してきた。仕事や用事で忙しい人達が去り、残ったのはM澤君とO石君、そして私の3人。今日は昨晩とはうって変わって良い天気だ。はりきって自転車ツーリングとメダカ探しに
行かなくては。




釣川河畔から、木漏れ日が眩しいサイクリングロードを走り出す。同じように自転車ツーリング中の人とすれ違う時にペコリと挨拶。なんと爽やかな日曜の朝だろうか。自転車最高! と思いたい所だが、まだまだ体に溶け込んだアルコールが抜けていない。体がだるい。ペダルが重い。

鐘崎の漁港を過ぎた辺りから、海岸沿いの道が続いている。徐々に体調も回復してきたので、自然にペースが上がってゆく。

帰りは垂見峠を越える定番のコース。汗と一緒に酒が出てゆく気がする。
約1時間半。酔い醒ましには最適な運動であった。





昼食後に約束通りM澤君の家の近くの川へ行く。昨晩の雨で川は茶色に濁っているが、お魚採集にとってはこれ位濁っている方が都合が良い。ウェーダー(長靴をもっと長くしたやつ)をはいて、サクッと軽く網で一掬いしたらメダカが入った。「まじっすか〜!!」と、なかなか良いリアクションのM澤君。
確かに福岡でも場所によっては全く見られないこともあるメダカだが、いる所にはしっかりいるのである。この環境はいつまでも変わらないでいて欲しい。




M澤君とO石君の二人も、網を持って採集に挑戦。本格的に網を持って生き物探しをするのは、子供の時以来だそうだ。難なく網に入るメダカに、歓声があがる。とても素直な反応だ。こういう遊びは大人になっても楽しいものなのだ。

ウェーダーは一つしかないので、二人とも普通の長靴を履いているのだが、ものの数分でひざ上まで水没していた。ノリが完全に小学生と同じだ。水辺の魔力の前においては、誰でもこうなってしまうのだから仕方がない。しかし風邪ひかなければいいが。




その後の二人の勢いは止まらない。ちょっと採り方のコツを教えたら、いろんな種類の生き物を採れるようになってきた。そしてザブザブと川を突き進んで行くのであった。

採集した生き物を水槽に入れて観察。なかなかの収穫である。するとM澤君の奥さんと子供が丁度通りかかった。目を輝かせて水槽の生き物を見つめる子供に、ちょっと誇らしげなM澤君であった。
その直後、ちょっと目を離した隙に、子供が水際で転んで泥まみれ。着替えはないそうだ。しかしグショ濡れの旦那を前にしては奥さんも子供を怒れない。
つーか水辺で泥んこになるのを避けることは無理。少々汚れたって、水辺から学ぶことはとても多い。どうか世のお母さん達、子供とお父さん(こっちも子供のようなもんなので)を叱らずに、長い目で見てやって欲しい。




ペタシペタシとアスファルトにくっきりと足跡を残して車へ戻るM澤君とO石君。すぐに温泉に直行したのは言うまでもない。