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昼の日差しが少し優しくなってきた。やがて辿りついたのはアーラ浜という砂浜だ。久米島にはイーフビーチという「日本の渚100選」に選ばれたビーチもあるが、ビーチパラソルが並ぶ光景は今ひとつ好きになれない。そこへいくとこのアーラ浜はすごく静か。誰一人いない。
とりあえずポツンと設置してある東屋で休憩することにする。涼しい風を浴びつつ、キラキラ光る波打ち際をぼーっとながめてみる。さっきまで海に飛び込みたくて仕方なかった衝動はどこへやら。こんな穏やかな空間を独り占めして、他になにもする気がしない。身動きしない私の周りを、小さなヤドカリ達だけが忙しくせっせと歩き回っていた
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