GWは石垣島でスノーケリング その2


2007年4月29日




明け方に「ヒョロロ〜 ヒョロロロ〜」と鳴くアカショウビンの声で目が覚める。遠くで鳴いていたかと思えば、すぐ近くから聞こえることがある。朝が来たことをあちらこちらに知らせることが役目であるかのように、忙しく飛び回っている。そんなにせかさなくても起きるよ。テントからゴソゴソと這い出た。
風はやや強めに吹いている。しかし様子をみているうちにだんだん弱まってきた。さらに2時間もすれば、かなり安定してくるだろう。コーヒーを飲みつつ本を読んで、時間をつぶすことにした。





10時になった。予想通り風は止み、晴れ間が出てきた。さーてと、海に潜りますか。海岸はキャンプ場目の前に広がっている。徒歩で10秒もかからないだろう。
マスクを着けて、海の中へとゆっくり入り、沖に向かって泳いでゆく。目指すはリーフエッジ。しかし残念ながら、リーフエッジ直前で断念せざるを得なくなった。潮がかなり引いているので、水面近くまで現れたサンゴに阻まれてしまったのだ。仕方ないのでプールのようになっているリーフの内側で遊ぶことにしよう。インリーフもあまり人が泳ぐことが少ない場所なので、サンゴも魚も生き生きしていて悪くない。ちなみにこの海岸へ出る道は、キャンプ場利用者以外は出入りが禁止されている。別の場所から来るとなると、海岸を遠回りして歩いて来なければならない。ほぼ私の貸切プールと言っても過言ではない。




貸切プールの中は潮の流れがないので、日差しに暖められた水温はどんどん上昇してゆく。まさに温水プール。ってのは冗談ではなく、水中は陽炎のようにユラユラと水が揺らいでいる。砂地すれすれに浮かんだサラサハゼは湯治を楽しんでいるように、まったりと浮かんでいた。




ハゼといえば、こんなハゼもいる。キンセンハゼというのだが、その名の通り金色に輝く縞模様が特徴で、その辺にいるハゼとは美しさの上で一線を画している。見つけるのは簡単だが、近づくとサンゴの隙間にヒュッと隠れてしまうのでなかなか写真が撮れない。ところがこいつに限っては、やはりポカポカ水温にのぼせてしまったのか、接近してもなかなか逃げ出さなかった




浜で昼飯を食べていたら、空が雲に覆われ始めた。なんとなく天気が崩れそうな雰囲気なので、とりあえずスノーケリングはやめることにした。
午後からは何をするかな・・・ とりあえず川でも探して、生き物観察でもすることにしようと思う。
適当に車を走らせていたら、田んぼ脇にある用水路を見つけた。道路から何かいないか観察していると、丸っこい拳くらいの大きさの生き物が、浅瀬をもぞもぞ移動していた。見るとオキナワフグであった。見渡すと何匹もいる。海から遡上してきたようだ。ここは完全に淡水のはずだが、全然大丈夫のようだ。




そういえば正月に石垣に来たときにグリーンイグアナの調査を行ったが、蚊の大群に襲われて断念したのであった。今回は虫除けスプレーを持っているので、もう一度行ってみよう。
前回と同じ森の中に足を踏み入れる。イグアナは樹上で休んでいるということだ。どこを見渡しても、いかにもイグアナがいそうな雰囲気はあるが、なかなか見つからない。
蚊の群れには襲われることはなかったが、ぽつぽつと降り出した雨のために今回も捜索を断念することにした。




晩の食材を購入してキャンプ場に戻る途中で、カンムリワシを見つけた。一度通り過ぎた後、カメラを準備して車を転回した。ちょっと離れたところに車を停め、車内から写真を撮った。確かまだ若いうちは白っぽいと聞いたことがある。

この日の夜はキャンプ場に来ていた人達と大いに飲んで盛り上がった。明日は早めに出発して離島の海に潜りに行く予定だが、ちゃんと目が覚めるのだろうか。