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夕方からまったりと食事。まだまだ明るいうちから、ビールをゴクンゴクン飲んで砂浜に寝転んでみた。海から清涼感たっぷりの風が、首筋をサラサラと吹き抜けていく。汗をかいたようなビール缶の水滴が、傾きかけた夕日にキラリと光った。そしてまた一口ビールをゴクリと飲み込む。空の色に変化がなければ、時という概念を忘れてしまいそうだ。
団長が設置した古いテントの横で、焚き火がバチバチと音をたてて燃え盛っている。やおら熱せられた石がテントの中にスコップで運ばれる。テントの中央は石が置けるよう穴が開けられているのだ。これは人が寝るためのテントではない。一体何の儀式をやろうというのか。
6人程が中に入り、体操座りで待機する。入口が閉ざされたところで、「うりゃりゃりゃ〜!」と叫びながら団長が中央の石積みに水をぶっかけた。ジュー!!!という音と共に狭い空間に熱波が駆け巡る。飛び交う悲鳴が益々団長のテンションをあげ、さらに水が降りそそがれる。阿鼻叫喚の光景がピークに達した時に入口が開放され、全員海へとなだれ込む。今度は自分の体がジュー!!っと音を立てたように思えた。あまりの快感に奇声をあげながらはしゃぐ大人たち。もはやトランス状態。
そしてまた地獄から天国への変化を求め、自らテントヘ戻ってゆく。あまりの楽しさに儀式は何度も繰り返された。
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