2008年 高津川キャンプ


2008年8月9日・10日




水辺日誌を過去にさかのぼって確認したら、今回で4回目の高津川。ほぼ同じ場所で遊んでいるし、見られる生き物の種類も大体わかっている。でも飽きるどころか、また行きたくなってしまう、とても魅力的な川なのだ。




いつもは隊長親子と行くのだが、今回は水辺仲間たちも来てくれたので、いままでよりさらに賑やか。はしゃぎ声が渓谷にこだましている。初高津川の友達が楽しんでいる様子を高い場所から眺めていると、自分も隊長に初めてこの場所に案内してもらった時は感動に震えたのを思い出した。
ただ気になるのはいつもの高津川に比べて水の透明度が悪い。石にも付着した堆積物も多い。一時的な変化ならいいのだけど。




積乱雲が発達していたのでもしかしてと思っていたら、やはり空がゴロゴロ鳴り出した。車まで戻って着替えていたら、来た来たー!!ゲリラ雷雨。上を走る高速道路から落ちる水が滝のよう! そして雨は谷を吹き抜ける風にのって横殴りに。これがダウンバーストかー?!! って騒いでいるうちに雨は数分で落ち着いた。いやはやすごかった。




キャンプ場へ行くと、ちょうと後発のM君が着いたところだった。全員そろったところで、夕食の支度にとりかかる。
そして宴会になだれ込んだ。バーベキューコーナーは田舎のお祭りみたいに提灯が下がっていて、なかなか風情があった。今宵も長い夜になるぞ!!ってはりきりすぎて、えらく早い段階で一人撃沈。朝まで立ち上がることはなかった。だから宴会写真は撮ってない。酔うの早くなったな (−−;)




睡眠時間をたっぷりとったので目覚めはすっきり。M君の車がないが、たぶん昨日仕掛けをした場所に行っているのだろう。
山に囲まれた日原の町を見下ろす場所にある、ここ枕瀬山キャンプ場。朝霧がやわらかく谷を包む幽玄な世界にしばし見惚れる。そうこうするうちにM君が戻ってきた、仕掛けには見事ツガニと大きなスッポンがかかっていて、朝から大盛り上がりになった。




朝食後、空はすっかり晴れ渡っている。先程まで覆っていた朝霧は跡形もなく消え去り、そこには日本情緒たっぷりの原風景が姿を現していた。谷の中央を一直線に走る線路。田んぼの中を黄色の1両編成の小さな列車がカタンカタンとゆく。なんと心落ち着く光景だろうか。




キャンプ場を後にして、本日も朝から高津川へ。空からは真夏の強烈な日差しが降りそそぎ、川の両サイドからは激しく響く蝉しぐれ。普段だとうんざりしてしまうこれら真夏の現象が、せせらぎに身をゆだねて流れていると快感に変わってくる。
などと水辺でゆったりしていると、沸々と血が騒ぐのは人の本性か? 一人が急な流れに飛び込んでピューっと流されて歓声を上げれば、順番待ちができる人気アトラクションになる。そして誰かが咆哮とともに岩から飛び込めば、飛び込み選手権大会になる。みんなの笑い顔は日差しより眩しかった。




隊長特製の窯あげうどんができた。熱々のうどんをお椀に入れて、冷んやりした川に浸かってズルズルーッと食べる。平日に仕事を終えてキューって飲む生ビールも確かにうまいけど、この開放的なシチュエーションで食す一杯のうどんには決してかなわない。ほんとに絶対かなわない。