釣りの合間にちょっと岩に腰を降ろして川面に目を落とすと、アマゴとゴギそれぞれの稚魚が泳いでいるのが見られます。ぱっと見にはどちらもただの小魚にしか見えません。しかしじっと観察していると、見かけだけでなく性格にはっきりとした違いがあるのがわかります。
ゴギの稚魚
見た目は黒っぽいこげ茶色をしています。積極的に泳ぎ回る事はなく、小さな石の間や落ち葉の陰に隠れている事が多いです。この警戒心の強い性格は親と全くといって良いほど同じですね。

アマゴの稚魚
薄暗い場所を好むゴギと違い、仲間と群れをつくって流れのゆるやかな場所で泳いでいます。ちょうど日が当たる浅瀬を泳ぐアマゴの群れを観察していた時に、岩陰から成魚のゴギが襲いかかりました。しかし素早い泳ぎで散らばり、敵が去ると何事もなかったかのように集まりはじめました。小さくても泳ぎに自信があるアマゴと、瞬発力はあっても極端に明るい場所を嫌うゴギとでは、うまい具合に棲み分けが出来ているようです。

釣りだけでも十分楽しいけれど、ちょっと違った視点で観察すると意外な発見があったりします。アウトドアを楽しむ時はいろんな所に目を向けて見るといいですよ。さて今回は当ホームページを通じて仲良くなったH君とそのご家族には大変お世話になりました。また遊びにいきましょうね。
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